おかめ納豆ひきわりの1パックのカロリーについて
ひきわり納豆について調べてみました。
北東北地域で古くから作られていた納豆。通常の納豆が蒸した大豆で作るのに対し、乾燥大豆を砕いて皮を取り除いて作ります。
現在は関西地方を含め全国で納豆巻き、納豆汁、離乳食に用いられていて、チューブ入りの商品も流通しています。
栄養成分は納豆とほぼ同じ。
ビタミンK、ビタミンB2、葉酸、カリウム、マグネシウム、銅、マンガンが豊富。
一パックのカロリーは粒納豆と同様に40~50gで77.6~97.0Kcal。
特筆すべき栄養素はビタミンK
ひきわり納豆は粒納豆の1.5倍もビタミンKが含まれています。理由は表面積の差。
ひきわり納豆は粒大豆を8分割しているので、粒大豆に較べて表面積が広くなります。
ゆえに納豆菌が活動しやすい環境となり、より多くのビタミンKが産生されるといわれています。
なお、ビタミンKの一日に摂取する目安とされている量は男性で75マイクログラム、女性で65マイクログラム。
ひきわり納豆100グラムあたり、930マイクログラム。粒納豆は100グラムあたり、600マイクログラムのビタミンKが含まれています。
すなわち、粒納豆でもひきわり納豆でも1日に1パック(40グラム)食べると十二分なビタミンKを摂取できるということです。
ちなみにビタミンKはたくさんとりすぎても問題はないそうです。
ビタミンKの働き
ビタミンKは出血時の血液の凝固や骨を丈夫にする効果があります。
逆にビタミンKが欠乏してしまうと血液凝固に時間がかかるようになり、怪我をしたときに治りにくくなります。
また骨が弱くなるので骨折や骨粗しょう症のリスクが増えてしまいます。
最近では毛細血管の再生作用もあることから、目の下のクマ、アザなどの改善にも使用されているようです。
ちなみに他にビタミンKが多く含まれている食品には、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、レタスなどがあります。
まとめ
普段なんとなく食べていた納豆。個人的にひきわり納豆を好んで食べていましたが、ひきわり納豆って粒納豆とは違う数値的特長があるのだな~っと一つ学びました。
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